ボランティア活動は勇気のいる行動だと思います。私の経験したボランティア活動を皆さんに知ってもらうことで、少しでもボランティアへ足を運ぶ後押しになればと思い、記事にしています。今回は、2012年5月に発生した茨城県などにおける竜巻被害を受けた地域にボランティアへと向かった時の話をします。
この記事をみれば、
- 日帰りでの活動で必要なボランティアグッズがわかる
- ボランティアする上での注意点を知ることができる
- 竜巻被害を受けた現場で大変だったこと
上記のことが理解できるようになります。ボランティアへ行ってみたいけど、その前に実際にボランティアへ行った人の話を聞いてみたい。そんな方に、ぜひ本記事を読んでもらいたいです。
防災対策グッズの売れ筋チェック
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ボランティアに行った当日の行程
引用:つくば市 竜巻による被災状況
ボランティアへ行ったのは被害が出た2〜3日後です。ちょうど休みも重なって日程の確保ができました。5月といっても、もうかなり暑くて車で向かっている最中からエアコンをつけて向かっていたのを記憶しています。午前11時頃に現地に到着。それから、被害を受けた地域を確認し、ガレキ撤去作業を行っていきました。今回は、友人が茨城県つくば市に居住しており、被害を受けたということで、友人宅とその周辺をボランティア活動させてもらうことになりました。午後に入り12時半頃、一旦、活動を中断して昼食を摂り、13時半から再び開始。16時にはボランティア活動を終えて帰路となりました。
ボランティア活動する上で必要なグッズ
竜巻の発生した現地でのボランティア活動で必要なグッズとして必要なのは、
- 水分
- 手袋
- 長袖、長ズボンの活動服
- ヘルメットまたは帽子
どの種類のボランティア活動でも必要なものばかりなので、特別に何か購入する必要はないです。ただ、ガレキ撤去が主要なボランティアとなってきます。ガラスの破片など多く散乱していたため、十分な対策を行わないとケガをすると深く感じました。そのため上記は必ず必要だと思い、挙げました。他にも必要なボランティアグッズはたくさんあります。確認したい方はこちらの記事を参考にしてください。
竜巻被害を受けた現場で大変だったこと
竜巻被害を受けた現場で大変だったことは、暑さと破片などによるケガのリスクです。真夏前ではありましたが、日差しが強く、風のない状況下でのボランティア活動は体力を消耗しました。十分な睡眠と休養をとっていないと、ボランティアに行った自分自身が倒れて迷惑をかけてしまいかねません。体調管理もボランティアへ行く前にしっかり整えておくべきだと感じました。
それに加え、前述したことですがガレキ撤去によるケガのリスクが怖かったです。竜巻によって巻き上げられ飛散したガレキが道や被災した方の自宅の庭などにあり、飛散物をゴミ袋や一定の場所に集めるボランティア活動を行っていましたが、ガラスの破片、木材の破片、ポール等「こんなものまで竜巻によって飛ばされてきたのか」と驚くばかりでした。だからこそ、しっかり安全対策は行いましょう。
ボランティアへ行く前の事前準備
「ボランティアへ行きたい気持ちが高まってきた」という方は、まず初めに行うことがあります。それが災害ボランティア活動保険に加入するため社会福祉協議会へ行くことです。詳しい内容は下記の記事で確認することができます。
まとめ
今回も災害ボランティア体験談をまとめました。実際に、ボランティアに行って行動するのには勇気が必要です。誰かに言われたからボランティアに参加した。こういう理由で参加している人も少なくありません。ただ、この記事を読んでくれている皆さんはボランティア活動に興味を持っているから読みに来てくれていると思います。それだけでも、自分のこと、家族のこと以外に行動する力を持っている方です。大体の人が選択すること以外を選ぶ、素晴らしい心の持ち主です。もちろん、ボランティアへ行くことが正義だとも思いませんし、ボランティアは多種多様です。現地活動だけがボランティアでもないですし、誰かを批判したいために書いていません。
私が言いたいのは、ボランティアは多種多様ある中、皆が遊びや仕事を理由に行こうとしない理由を並べる中、ボランティアへ行こうと考えている。これが素晴らしいことだと言いたいのです。他にも、ボランティア活動について書いた記事があります。ぜひこちらも読んでください。