地震、津波、台風や豪雨災害などの自然災害がより身近に感じられているのではないでしょうか?最近では東日本大震災から10年が経とうとしていた時に、宮城県沖で大きな地震があったことも記憶に新しいですね。最近では、新しい感染症の流行や蔓延もあり、避難所に避難することも難しい状況となり、在宅避難や分散避難という新しい避難様式も提唱され始めています。昔よりも自分自身での防災への備えが必要な状況になってきていること間違いありません。「最近地震が多くて心配」「何かしたいけど何から手をつけたらいいかわからない」「自分の家庭事情にあった備えを知りたい」そんなあなたのためのまとめサイトになっています。すぐできそうなことから、もうすでに準備をしている人、すべての人に参考になればと思います。
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災害への備え、基本の3つ
防災対策と言われてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?対策といってもいくつかの段階があります。ここで伝える備えの基本は3つ!
ひとつ、情報の備え
ふたつ、避難の備え
みっつ、知恵や技の備え
順番に見ていきましょう。
【災害への備え1】情報の備え
災害への備え、ひとつ目は情報の備えです。これには大きく分けて二つの意味があります。災害を知るという意味での情報を集めるという点と、家族など安否が気になる相手の情報をしっかり把握しておくという点です。そもそも、どうやって地震は起きているんだろう?断層ってよく聞くけどなんなんだろう?そう思ったことはありませんか?災害とはどういうものなのか、より掘り下げて仕組みを知っていることで落ち着いて対処することができます。ぜひ、災害の種類や仕組みについても事前に知っておきましょう。
災害時に必要な情報は、待っていれば自動で流れてくるものではありません。自分自身で情報を取りに行かなくてはなりません。一番大切な安否確認も行政待ちではいつまでたっても知ることはできません。連絡を取るためには相手の電話番号を知っておく必要があったり、もしもの時の集合場所を事前に決めておいたり、話しておくべきこと確認しておくべきことはたくさんあります。携帯電話があるから電話帳に入ってるしわざわざ紙に書き起こさなくたって平気と思っている方はとても危険です。公共交通機関が止まって帰るのに時間がかかったら…、長い間停電していたら…、充電なんてそう簡単にできるものではありません。そんな時のためにも家族で話し合ってお互いの情報をしっかりと共有しておくこと、それが情報の備えです。
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【災害への備え2】避難の備え
災害への備え、2つ目は避難です。みなさんは避難と聞いて思い浮かべるものはなんですか?災害が起きてから考えるものだと思っている方がいるのであれば大間違いです!事前に把握しておかなければならないことはたくさんあるので確認していきましょう。
みなさんの中には避難所への避難以外あるの?という方もいるかもしれません。避難と一言で言っても様々なものがあるのです。ここではさまざまな避難について紹介していこうと思います。そもそも避難とはなんなのでしょうか?避難という字は「難を逃れる」と書きます。そう、つまり、「危険な場所から離れましょう」という意味です。ですから今自分がいる場所、もしくは自分が避難しようとしている先は安全なのか危険なのかを知っておくことが避難の大前提です。自宅が安全な人は「難を逃れる」必要がないのだから、大雨の中避難所に行くこと自体が危険な可能性だってあるのです。そして、避難先も避難所だけではありません。ここでは、そんな避難に関する新常識をお伝えします。
こんな人におすすめ!
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ステップ1:避難の前にまずはハザードマップ
避難先を考える前に、まずしなくてはいけないことがあります。それはハザードマップを確認することです。これを見ないことには、自分の家が安全なのかどうなのかも知ることはできません。まずは、家族でハザードマップを確認しましょう!
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ステップ2:複数の避難先を探す、決める
ハザードパップで自宅が安全かどうかわかったら、今度こそ避難先について検討していきます。避難というのは千差万別です。各家庭の事情や各地域の状況によって避難先は変わってきます。ペットを飼っている人は、避難所がペット可なのかどうかを調べる必要があります。感染症の流行もあって避難所の収容人数は約三分の一ほどに減少しています。避難所に入れないことも考えておく必要がありますし、感染症が怖いのであらかじめホテルなどに避難するのも賢明な判断です。災害が起きてからでは間に合わないので、事前に複数の避難先を用意しておくことがとても大切です。
ステップ3:避難のタイミングを把握する
いざ、災害が起きたとき焦らず遅れずに避難するにはどうしたらいのでしょうか?ニュースなどでも避難のタイミングがわからなかったという声をよく聞きます。みんな命の大切さはわかっているはずなのになぜ避難できなかったのでしょうか?そこには心理的な問題もあるようです。また、2021年から水害時の避難の指示が変わったのを知っていますか?これを知っておかないと逃げ遅れてしまうことになるかも知れません。この機会に新たな避難のルールを確認しておきましょう。また、「避難スイッチ」や「マイタイムライン」と言って、自分自身の中に〇〇になったら避難を始めるという独自の基準を設けておくということも有効です。例えば、「家の前の川の階段が5段目まで水位が上がったら避難開始する」などと自分で判断できる条件を決めておきます。そうすることでもしもの時「避難指示出ないけど家の前の川あふれそうなんだよな、避難しようかな?どうしようかな?…」などとその時に悩んで避難が遅れるということがなくなります。ぜひ、家族で話し合ってみましょう!
【災害への備え3】知恵や技の備え
災害への備え、3つめは知恵や技の備えです。災害時は自分の身は自分で守ることが鉄則です。つまり、生き抜くための知恵や技を事前に蓄積しておくことが災害を生き抜く力になります。一般的なところでいうと、学校や職場での避難訓練や、地域での総合防災訓練が思い浮かぶかと思います。しかし、最近では様々な手法で防災を学ぶ機会が用意されています。ここでは、そんな防災を学ぶ方法を紹介していきます。
特に、自分が親の立場だとすると、子どもたちにも防災の知識を身につけて欲しい気持ちもあるのではないでしょうか?しかしながら子どもにとっては少々難しい分野であると同時に、学校でやる避難訓練や防災授業の印象が強いため面白くない、つまらなさそうという感覚があり、防災と聞くだけであまりいい印象は持っていません。「楽しく防災を学ぶ」というところに注目して、イベントから家族やお友達とも楽しめる防災ゲームなどの教材を紹介していきます!大人でも十分楽しめるものが多いので是非参考にしてください!また、地域の防災訓練に子どもが来なくて困っている・・・という自主防災組織のみなさんにもオススメです!
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災害後も活躍したい方のために「災害ボランティアのすすめ」
今回の防災というテーマからは少々離れてはしましますが、災害後、被災地を支援したいと思われる方も多くいらっしゃると思います。募金を始め支援の形は様々あると思いますが、ここでは、実際に現地に行って体を動かして被災地の力になりたい!という方のために、事前に知っておいたほうがいいこと、災害ボランティアとしての心構えなどをまとめました。いつか起きるであろう災害のために、是非確認しておきましょう。
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本当に役立つ防災グッズを紹介
防災グッズを用意したいけど何を備えたらいいかわからない。そんなあなたにオススメの防災情報です。防災って聞くと仰々しい、大げさなものというイメージや、難しそうというイメージがあるかもしれません。そんな方でもで大丈夫!今すぐできる防災をまとめました!
こんな人におすすめ!
- 最近地震が多くて心配。何かしたい。
- 今すぐできる防災ってないの?
家の中の危険を取り除く防災グッズ
防災グッズって持ち運ぶものだけイメージしていませんか?それは大きな間違いです。家で地震が起きた時、家の中にいて怪我をしないように、家の中を安全にすることが最優先です。事前に準備していた防災グッズが倒れてきたタンスでドアがふさがって取り出せない!なんてことにならないように、家具の転倒防止対策や家具の配置をまずはチェクしましょう。各災害ごとにオススメのグッズも紹介しています。
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在宅避難おすすめグッズ
感染症の流行を受け、各自治体は避難所の運営方針を再確認し、新たなルールを策定しています。避難所を利用する私たちに大きく関わるところでいうと、収容人数の問題が挙げられ、それはソーシャルディスタンスの関係もあり、過去想定していた収容人数の三分の一になるとも言われています(自治体や避難所によって変動あり)。つまり、避難所に行っても入れないという危険性と、感染症感染のリスクもあるということです。そんなこともあり、昨今は「在宅避難」が主流となりつつあります。家が安全な場合は自宅での避難生活をするために、私たちは何を準備したらいいのでしょうか?条件別でまとめているので自分にあった情報を確認しましょう。家族の人数によって備える料なども大きく変わってきますので、参考にしてください。家族みんなで一つでいいものもあれば、一人一個ずつ持った方がいいものもあります!
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赤ちゃんや高齢者のための特別な防災グッズ
防災グッズを備える時、市販されている防災セットを買って一安心!していませんか?防災セットを買う行動をとったことがとっても素敵なことです!ですが、もう一歩踏み込んで備えれるかどうかが、災害時本当に役に立つかどうかを大きく左右します。例えば、小さいお子さんがいる家庭では、紙おむつなんかは必須ですよね。でも市販の防災グッズセットには絶対に入っていません。避難所に行く際に使う防災リュックにおもちゃや絵本などは入っていません。しかし、これが入っているか入っていないかでお子さんの避難所でのストレスは大きく変わります。そのほかにもおじいちゃんおばあちゃんと同居しているご家庭では、高齢者の持病や健康状態によっても必要なものは変わってきます。非常食一つとっても健常者用のものではなく、柔らかい食べやすいものを備えておく必要もあるかもしれませんね。そんな特別な防災グッズについてまとめたので是非参考にしてください。
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避難所に行く時のおすすめ持ち出し防災グッズ
避難所に行く際に必要になるグッズたちをまとめました。これらはすぐに持ち出せるように普段からリュックなどに入れておきましょう。押入れの奥深くにしまいこまずに、リビングの空いているスペースや玄関にスペースがあるなら是非玄関に。取り出しやすいところに準備しておくことも大切ですよ。また、中身について、避難先で使うものもはもちろんですが、避難の最中に使うレインコートやマスクなども一緒に準備しておくことをお勧めします。最近では、感染症対策グッズの必要性も出てきました。そのように今の状況に応じて中身を都度確認するとより安心できますね。是非今のうちに準備しておきましょう!
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会社に用意しておきたい防災グッズ
家と同じくらい時間を過ごす場所としてあげられる場所、会社。最近はテレワークなども多くなってきましたが、多くの人は日中会社にいることがほとんどではないでしょうか?記憶に新しい東日本大震災では、発災が昼の2時46分だったということもあり、多くの方は勤務中で、自宅に帰る際に電車が動かず歩いて自宅まで帰ることになったという声も多く聞きます。そんなとき、会社に防災グッズを備えておければより安全な行動をとることができます。例えば、電車が止まってヒールで歩いて家に帰ることになったら・・・長時間歩行で体も心もボロボロになったら・・・スマホの充電が切れたら・・・これらの不安は会社のロッカーや引き出しに入るちょっとの備えだけで、もしもの時あなたを救ってくれること間違いなしです。是非準備しましょう!