車上荒らしから車を守る具体的な防犯対策

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  • 「短時間だから…」と車を離れた隙に車両がなくなっていた
  • 駐車場に停車しておいた車から離れる際にドアロックせずに離れたら車両は数分でなくなっていた

こんなちょっとした心のスキで大事な車が盗まれた被害者が毎年のように出ています。自分は車上荒らしなんて遭わないだろうと思っていると、思わぬ所で落とし穴がはまる可能性も十分考えられます。しっかりと車上荒らしの具体的な防犯対策を学んで対応できるよう一緒に勉強しましょう!

 

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車上荒らし件数の推移

車上荒らしは年々減少傾向にあります。平成16年約44万件も発生していましたが、平成27年には9万7千件にまで減少しました。減少した理由は、盗難しにくい環境整備が進んだことが大きな要因。街中の防犯カメラや、車の防犯対策を個人で行う人が増えたなどが考えられます。とはいえ、油断は禁物。減少したといえど約10万件も車上荒らしは発生しているからです。また、車上荒らしが多発するのは「路上」です。減少傾向にはありますが、車上荒らしに遭わないよう取り組んでおかないと、大切にしている車が被害に遭いかねません。危機感を持ち、しっかり車上荒らしの防犯対策を学んでくださいね。

 

車上荒らしの典型的パターンは2つ

車上荒らしの典型的パターンは以下の2つです。1つずつ解説します。

【車上荒らしの典型的パターン1】窓ガラスを割り侵入

窓ガラスを割るという乱暴な方法ですが、いまだに多く取り入れられています。斜め前の三角ガラスを割る手口が多く、割れても大きな音が出ないため、犯行しやすいと言われています。車内のオーディオやカーナビを盗むのが一般的です。鍵がなくてもエンジンを掛けられる術を知っている者であれば、場所を移動して犯行に及ぶケースもあります。

 

【車上荒らしの典型的パターン2】リレーアタック

リレーアタックは、スマートキーの機能を悪用した手口で、車上荒らしに及びます。「リレーアタック」とは、スマートキーの電波を受信・発信する、特殊な機械を使い、微弱な電波を常に発しているスマートキーを利用する手口のことを言います。

 

リレーアタック犯行の手口

  • ①グループの1人が、車所持者に近づく
  • ②別の者が特殊な装置で電波を受信し、電波を増幅させて他の仲間に送信
  • ③増幅した電波をリレーしながら、狙っている車に近づく
  • ④鍵を解除した後、エンジンをかけて車を盗難

以上のような犯行手口です。リレーアタック対策は、微弱な電波を遮断するのが一番です。

  • スマートキーを金属の容器内に入れる
  • リレーアタック防止グッズを準備する

など、できる限りの対策をすることをおすすめします。

 

車上荒らしから車を守る防犯対策

車上荒らしから車を守る防犯対策として何が考えられるか検討してみましょう。具体的には下記の4つです。1つずつ解説します。

【車上荒らしから車を守る防犯対策1】ロックを必ずかける

もっとも基本的なことですが、必ずロックしてから車両を離れるようにしてください。意外にも、「少しの間なら」と鍵を閉めずに車を離れたすきに被害にあう人は少なくありません。当たり前の防犯意識は持っておきましょう。

 

【車上荒らしから車を守る防犯対策2】駐車場に防犯カメラを設置する

駐車場など防犯カメラを設置するのも有効な手段です。防犯カメラが設置してあるだけでも、犯行を躊躇する効果が期待できます。防犯カメラだけでなく、人感ライトなどを駐車場に設置しておくのも1つです。

 

【車上荒らしから車を守る防犯対策3】車上荒らしの起きやすい場所を認識する

車上荒らしの起きやすい場所は、「路上」です。つまり「路上」に停車している時こそ用心すべきなのです。路上に駐車する際には十分注意を!

 

【車上荒らしから車を守る防犯対策4】防犯対策グッズを揃える

車上荒らしの犯行手口も理解し、防犯対策も学んできたら、さらに防犯グッズにも手を出してみましょう。防犯効果を高める車上荒らし対策グッズがたくさん用意されています。詳細は次の見出しで紹介します。

 

車上荒らしのためのおすすめ防犯対策グッズ

【車上荒らしのための防犯対策グッズ1】ハンドルロック

防犯カメラを取り付けていても取られたら終わり。ハンドルロックこそ、犯行に及ばれても盗まれないで済む防犯の要です。

サイズ w115xh50xd625~995mm
重量 1.5kg
材質 本体:構造用炭素鋼
コーティング材:pvc
対応車種 【ハンドルロック】ハンドル内径290mm~490mm以内、ハンドル太さ56mm以下
【ブレーキロック&クラッチロック】ハンドルからペダルまで810mm以内 軽自動車~10tトラックまで幅広く対応。
付属品 専用キー4個付き

 

 

【車上荒らしのための防犯対策グッズ2】タイヤロック

タイヤにロックすることで、エンジンをかけて進もうとしても、阻止することが期待できます。取り付けはタイヤに挟むだけで簡単。しかし、ズッシリとしており威嚇効果は十分期待できます。

サイズ 約450×255mm(最小)
重量 約3100g
装着条件 タイヤ幅 300mm以下、ホイールに35×35mm以上の隙間が必要。

 

 

【車上荒らしのための防犯対策グッズ3】警報装置

警報装置(防犯ブザー)も防犯効果は高いです。振動を感知して防犯ブザーが鳴ります。自動車だけでなく、バイクや自転車にも使えます。

音量 113dB
電源 単四乾電池×3(付属)
付属品容 振動アラーム×1、リモコン×1、ドライバ—×1、両面テープ×2、結束バンド×2、電池交換用工具×1、日本語取扱説明書×1

 

 

【車上荒らしのための防犯対策グッズ4】GPS機能付位置探査装置

GPS機能のある位置探査装置を準備しておけば、いざという時に車の居場所を確認することができます。下記で紹介する商品は、鍵の紛失防止に使用するものですが、鍵の紛失防止に1つ。車にも用意しておくと2つの安心を実現できますね。

サイズ 35 x 35 x 6 mm
重量 7.5g
電源 1リチウム金属電池(付属)
対応機種
Android 9.0以降 / iOS 14.0以降

 

 

【車上荒らしのための防犯対策グッズ5】リレーアタック防止グッズ

特殊な受信機を使用して、スマートキーから出ている常時微弱な電波を拾い、その受信機を中継点としてさらに自動車へ電波を発信し、自動車はスマートキーから指示が来たと勘違いしてロックを解除して、エンジンを始動します。つまり、常時微弱電波を遮断すれば、リレーアタックを防止することができます。常時微弱電波を遮断してくれるのが、リレーアタック防止ケースです。

サイズ 10 x 5 x 4 cm
重量 95g

 

 

もし車上荒らしに遭ったら…具体例を紹介

さまざまな対策を行っても被害に遭ってしまった……そういったこともあるかもしれません。もし、車上荒らしに遭った際の具体的な行動パターンについて解説します。

【もし車上荒らしに遭ったら1】警察への連絡

まずは警察への連絡を行ってください。盗難届を出すためです。

 

【もし車上荒らしに遭ったら2】盗まれたものの確認、手続き

ETCカードなどクレジット決済が継続しているものを車載していた場合は、クレジットカード会社に連絡をして、利用停止手続きも行いましょう。

 

【もし車上荒らしに遭ったら3】車両保険の手続き

車両保険に加入しているのなら、保険会社に連絡しましょう。加入内容によって受けられる保障は異なりますが、万が一のときのために保険があります。しっかりと手続きを済ますようにしてください。

 

まとめ

車上荒らしの具体的な防犯対策について解説してきました。車上荒らしの手口は、窓ガラスを割り侵入する、もしくはリレーアタックです。

車上荒らしに遭わないため防犯対策として、

  • ロックを必ずかける
  • 駐車場に防犯カメラを設置する
  • 車上荒らしの起きやすい場所を認識する
  • 防犯対策グッズを揃える

上記のポイントを抑えられているか確認しましょう。自分は大丈夫と思っている時こそ「油断している時」です。日々の防犯対策が違う実を結びます。

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