高齢者の一人暮らし防犯対策 – 侵入犯や空き巣の被害を防ぐ

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高齢者は、他の年齢層より空き巣、窃盗の被害にあう可能性が高いと言われています。まして、高齢者で一人暮らしをしているのなら危険度は更に増加すると考えていいでしょう。そのため、わたし達は何かしらの対策を講じなければいけません。この記事では、高齢化社会を迎えている日本において、一人暮らしの高齢者が安心して暮らせる社会を構築するため、必要な知識、必要な対策が何なのかを紹介していきます。

 

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高齢化社会を迎えた日本|一人暮らしする高齢者数

65歳以上の方が一人暮らししている総数は全体の3割弱。1980年には男性約19万人(4.3%)、女性約69万人(11.2%)だったのが、2015年には男性約192万人(13.3%)、女性約400万人(21.1%)になっています。

65歳以上の者のいる世帯数及び構成割合(世帯構造別)と全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合

  • 引用内閣府 令和2年高齢社会白書(全体版)

今後も増加が予想され、増々、一人暮らしの高齢者の防犯対策が必要とされています。

 

一人暮らしの高齢者は窃盗犯に狙われやすい!?

「一人暮らしの高齢者は狙われやすいのか?」という疑問に対しての回答は皆さんどう考えますか?結論は、「狙われやすい」です。高齢者が狙われる件数は、平成30年の1月~7月に発生した侵入窃盗事件の被害者のうち32.6%は高齢者ですまして一人暮らしとなれば、家族と同居しているケースに比べて狙われる確率も高くなることが予想されます。狙われやすい理由は、高齢者は若者より動けないためであると考えられます。もし、窃盗犯が住居侵入中に、居住者と鉢あっても、高齢者なら逃げられる可能性が高くなります。ですので、高齢者の一人暮らしは、空き巣だけでなく強盗の可能性も考えておかなくてはいけないのです。

 

なぜ一人暮らしする高齢者が増えているの?

しかしながら、なぜ一人暮らしする高齢者が増えているのでしょうか?主な理由は下記のことが考えられます。

【一人暮らしする高齢者が増えている理由1】価値観の多様化による共同生活の煩わしさ

まず、高齢者自身が望まないケースです。息子家族と同居するため田舎から引っ越してきた。友人もいない、土地勘もない。

孤独感
焦燥感

自分の居場所がなく、精神的に落ち込むようになり病院に通い始めたといった話も聞きます。こういった価値観の合わない環境で過ごすくらいなら一人で暮らした方が良いと考える人が増えているのです。

 

【一人暮らしする高齢者が増えている理由2】同居できる家族がいない

もう一つの理由は、「同居できる家族がいない」です。仕事の関係で遠方に住んでいるため、同居は不可能といったケースです。家はあり、暮らすのには困りませんが、自分だけで生活しなければならないという人も少なくありません。

 

一人暮らしする高齢者が抱えるリスク

本人が望む、望まないは別として、一人暮らしする高齢者が抱えるリスクについても紹介します。

【一人暮らしする高齢者が抱えるリスク1】孤独死

人が訪れることが少ない一人暮らし世帯で起こりやすいのが孤独死。例えば、足腰が弱っており自宅内で倒れた。しかし、帰ってくる人もおらず時間だけが過ぎていく……発見は2週間後、新聞受けに新聞が溜まっているため新聞配達員が通報した上記のようなケースです。

 

【一人暮らしする高齢者が抱えるリスク2】急病、ケガなど発生した時に助けがない

孤独死までは行かずとも、人が助けにこないことは命に関わります。夏場などでエアコンの着いていない部屋で長時間倒れていて脱水状態になってしまい動けない人も少なくありません。

 

【一人暮らしする高齢者が抱えるリスク3】認知機能の低下

さらに、認知機能が低下している方が一人暮らしをしている場合、危険度はさらに高まります。自分自身は平気だと思っていても、火の不始末、鍵の閉め忘れなど、普段どおりのことができず、身の危険を察知できない状況です。高齢者が一人暮らしするリスクは、わたし達が思っている以上に怖いことが伺えますね。

 

一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策

それでも一人暮らしをせざる負えない高齢者はどうしたらいいのでしょうか?何か対策を考えなければいけません。具体的な一人暮らしする高齢者の防犯対策について考えてみましょう。

【一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策1】共助の体制づくり

共助の体制づくりとは、ご近所との協力体制を作っておきましょうということです。近くに家族が住んでいないのであれば、いま近くにいる人達で力を合わせて行く必要があります。

 

【一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策2】見守りサービスの設置

アルソックなど大手防犯会社は高齢者見守りサービスを行ってくれるところがあります。

  • ボタン一つでガードマンが駆けつけてくれ24時間いつでも健康についての相談ができる
  • ご自宅内に設置したカメラの映像や動画を確認して、両親の様子をチェック

上記のようなことが可能となります。

 

【一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策3】窃盗犯が侵入しやすい「窓」に対する防犯ブザーなどの設置

平成29年に発生した侵入窃盗事件で、犯人の侵入経路としてもっとも多かったのが「窓から」です。これは侵入窃盗事件全体の、実に61.3%もの割合を占めています。つまり、窓の防犯対策が重要だということを裏付けした結果です。

窓の防犯対策は、

  • 簡単に入れないようにする
  • 音など発生させ、警戒心の強い家だとアピールする

こういったことが重要です。具体的には、窓を割って侵入できないよう「窓ガラス用防犯フィルムを貼る」、「ベランダ側からの侵入に備え防犯ブザーを用意しておく」などでしょう。おすすめの商品リンクを添付しておきます。

防犯フィルム

水だけで簡単に貼り付けできる静電吸着タイプの防犯フィルムです。接着剤なしなので、跡が残らずに何度でも貼って剥がすことができます。断熱遮熱・暖気維持効果もあり、冷暖房の省エネにもなります。

サイズ 90×500cm
材質 PVC
設置タイプ 静電気接着タイプ

 

 

防犯ブザー

こちらのアラームはとにかく薄くて(8mm)、簡単に設置できます(両面テープ)。タイプは高精度な衝撃検知、開放検知、衝撃&開放のダブル検知の3種類あります。本体裏面の警報サインのデザインも効果的ですし、価格もお求めやすくなっています。

サイズ 本体:約H9.3×W3.3×D0.8cm
マグネットサイズ:約H3.2×W1.1×D0.9cm
重量 約29g(マグネット、電池含む)
材質 ABS
音量
約90dB/50cm

 

 

【一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策4】金品は頑強な金庫へ

もし、ご自宅で高価な金品を所持していて、盗まれたくないと思っているなら、金品は頑強な金庫へ入れるようにしましょう。窃盗犯が侵入してきた時に金庫ごと盗んでいくパターンもあるからです。金庫のタイプは、耐火金庫ではなく、防犯に強い防犯金庫を選びましょう。

防犯金庫の特徴は、

  • 扉がこじ開けにくい
  • 頑強な作りで破壊されにくい
  • パネルの強度が強くドリルで穴が開かない
  • 床と金庫本体の間に隙間がないため持ち上げづらい

しっかりした金庫を選ぶことで大切な金品を守ることができます。

 

【一人暮らしの高齢者におすすめ防犯対策5】初対面の来訪者には注意

来訪者にも警戒心を持つことは自分の身を守る上で重要です。宅配業者を装って、ドアを開けた瞬間に襲いかかってくる犯罪者もいます。まずは、ドアチェーン越しで話をする。身分証の提示があるまでドアチェーンを開けない。TVモニター型インターホンがあれば活用する。等の警戒心を持つようにしてください。

 

高齢者の一人暮らしにも防犯対策を取り入れよう!

高齢者の一人暮らしは侵入窃盗の被害にあう危険も高いです。一人暮らしで高齢の親を持つ方は、ぜひ今回紹介した防犯対策を行い、被害を未然に防いでほしいと思います。

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