ウインターシーズンは、さまざまな暖房グッズを活用して快適に過ごしたいところです。
近年、USB電源から給電できるデジタル製品がとても人気を博しています。その中でも、冬に人気のUSB暖房グッズは、パソコンやモバイルバッテリーのUSBポートから電源を確保して温められ、オフィスでの作業やリモートワークで大活躍してくれます。USB暖房グッズの人気は高く、色々なタイプや新商品がどんどん発売されていますので、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
この記事では、USB暖房グッズの選び方や種類について特集していきます。
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USB暖房グッズの魅力
USB暖房グッズは手軽に使えることが魅力で、ここ数年ユーザーが増えてきています。寒い冬を快適に過ごすならぜひ持っておきたい暖房グッズですね。
そんなUSB暖房グッズ最大の魅力は、USBが挿せればどこでも簡単に給電できること。たとえば、USBポート式のモバイルバッテリーやパソコンのUSBポート、USB充電器、車のUSBカーチャジャーなどに繋いで使用します。また、コンセントに挿せるUSBポートがあれば、コンセントからも給電もできます。商品自体も軽量・コンパクトなものが多く、バスや電車での移動中や外出先でも活躍してくれます。また、充電して長く使える商品なので、電気代の節約にもなりコスパのいいアイテムです。バッテリータイプの商品なら充電して繰り返し使えるうえに、普通の暖房グッズと比較して消費電力が少ないものもあります。
これまで暖房グッズといえば電気毛布や電気アンカがメインでしたがが、コンセント給電が必要なモノが多く、自宅やオフィス以外の使用に適していませんでした。特に外出先では電源確保が難しく移動が多い方にはおすすめできません。それに対して、どこでも手軽に使えるUSB暖房グッズは、移動も外出先もあたたく過ごせる冬のマストアイテムといえるでしょう。
USB暖房グッズ選びのポイント
USB暖房グッズは種類も豊富で活躍の場が広いのが魅力です。では、便利なUSB暖房グッズを使いこなすために、選ぶ際のポイントをまとめていきたいと思います。
使用するシチュエーション
USB暖房グッズは、持ち運びが便利でどこでも気軽に使用できるのがメリットです。オフィス使いする時は、小型のものが使いやすいです。車中で使用する場合は、カーバッテリーから給電できるものを選べば、より便利です。場所を選ばず、モバイルバッテリーで使用できるUSB暖房グッズですが、キャンプやアウトドアで使用する際は、給電方法に注意が必要です。消費電力の高いものや、長時間の使用を考えているなら、モバイルバッテリーではすぐにバッテリー切れになる可能性があります。できればポータブル電源も準備しておくと安心ですね。
ケーブルの長さ
意外と見落としがちなポイントが、ケーブルの長さです。ケーブルを接続して使用するUSB暖房グッズは、ケーブルの長さが使い勝手に比例します。デスクでカップウォーマーを使うならば多少ケーブルが短くても気になりませんが、身につけて使用するタイプのものは、長いケーブルが必須になります。給電のためにケーブル接続が必要なタイプのものは、使用しているときの使い勝手も考慮に入れて、ケーブル長さをチェックする必要があります。
重さ
持ち運びできることが魅力のUSB暖房グッズを選ぶ際に、重要になるのが重さです。使用する場所によっては、邪魔にならないサイズを考えることも重要です。身につけるタイプのものは、いくら温かくても重いと体に負担になります。持ち運びするにしても、軽量なものが便利です。誰がどのように使用するかに合わせて、サイズと重さに注目しながら選びましょう。
USB暖房グッズの種類
USB暖房グッズには、いろいろな種類があります。普段から使用している冬のあったかグッズは、ほぼUSB暖房グッズ展開していると思ってもいい程、多岐に渡ります。では、一つずつご紹介していきましょう。
「足元を温める」USB暖房グッズ
USBマット
床や椅子に敷いて使えるマットタイプは、足腰を温めて快適にお部屋で過ごすための暖房グッズです。コンパクトに折り畳めるものは、キャンプやアウトドア、ウインタースポーツの観戦など外出先でも重宝します。
重量 | 80g |
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サイズ | 最大約 H 380 × W350 × D 2 mm |
USB膝掛け
椅子やソファに座っていると膝や足が冷えてくることがあります。そんな時は、膝掛けが一枚あると助かります。そこに、普通の膝掛けでなく、膝掛けタイプのUSB暖房グッズがあれば保温力が上がり、さらに体が温まります。USB暖房グッズ自体の電力が弱くても、保温性に優れた素材を使うことで、少ない電力でも保温効果は絶大な商品がたくさんあります。
重量 | – |
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サイズ | 約60×105㎝ |
USB座布団
コンパクトサイズで、温度調整もできるUSB座布団は、お尻を底冷えから守ってくれる心強い味方です。タイマー付きのものは、消し忘れの防止になります。
重量 | – |
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サイズ | 30×30cm |
USBスリッパ
USB暖房グッズには、スリッパタイプのものもあります。大きめのルームシューズにヒーターが内蔵されていて、最も冷えやすい足先を保温し続けてくれます。かかと、つま先、足裏まで保温したまま、室内を移動できるのが最大のポイントです。足元をしっかり温めながら、家事をこなせるので、冷えがちなキッチンでの調理などに力を発揮してくれます。
重量 | – |
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サイズ | 女性用:22.5~25.5cm |
USBフットウォーマー
足先をすっぽりと入れることができるUSBフットウォーマーは、デスクの下に設置すれば、オフィスでも快適に過ごせるアイテムです。見た目も可愛い商品がたくさん販売されていて、選ぶのに困る程です。
重量 | – |
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サイズ | 40×40㎝、厚さ4.5㎝ |
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「体を温める」USB暖房グッズ
USB暖房グッズで最も多いのが、身につけて体を温めるタイプのものです。USBの消費電力でも、部位に特化して温めれば効果的に体を温めることができます。
USBベスト
中にヒーターが内蔵されたヒートベストは、コートの下に着用すれば外出先でも温かく過ごせます。温度調整も可能で、室内と屋外で設定温度を変えて使い分けることができるので、大変便利です。
重量 | – |
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サイズ | M:着丈58/肩幅36/バスト95/身長150-165cm/体重90-120kg L:着丈61/肩幅38/バスト100/身長155-175cm/体重115-140kg LL:着丈64/肩幅40/バスト105/身長165-185cm/体重135-155kg |
USB腹巻
普通につけても十分にあったかアイテムの腹巻に、ヒーターが搭載されれば鬼に金棒です。お腹に巻いた時のあったかさは、想像するだけでホカホカします。
重量 | – |
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サイズ | 平置きサイズ:約 106cm×16cm 適応腹囲:約 60cm~94cm |
USB下着
下着にまで電熱がついているものがあります。直接肌に触れる肌着自体が発熱していれば、着替えの度にヒヤッとした冷たさを感じることがないので快適です。汗で汚れても、手洗いできるのでいつも清潔に使用できます。
重量 | 550g(Mサイズ) |
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サイズ | Mサイズ、Lサイズ、XLサイズ、2XLサイズ |
USBブランケット
通常のブランケットと同様に全身を覆うことができ、毛布のように使いながら保温してくれます。着用できるタイプのUSBブランケットは、キャンプや屋外活動でも威力を発揮してくれます。撥水加工を施したものもあり、アウトドアの人気とともに需要が高まっています。
重量 | 500g |
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サイズ | ヨコ130×タテ80cm |
マフラー・ネックウォーマー
冬のあったかアイテムの大定番のマフラーやネックウォーマーにも、USBタイプがあります。見た目は全く普通のマフラーですが、中にヒーターが仕込まれているので、見た目以上の保温力です。
重量 | シンプルグレー:0.2kg プレミアムファー:0.2kg |
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サイズ | シンプルグレー:18×180cm(房込み) プレミアムファー:16×100cm |
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USB手袋・USBハンドウォーマー
手袋タイプのUSB暖房グッズは、室内での作業にもおすすめです。どんなに部屋を温めても、キーボードなどのタイピング作業や細かい手作業をしていると、手だけは冷えてかじかんできます。そんな時、USB手袋をはめれば手の甲や指先をヒーターが温めてくれるので、作業が捗ります。指先が空いたデザインのものは、操作の邪魔にならず人気の商品です。
重量 | – |
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サイズ | 23×14cm |
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その他のUSB暖房グッズ
USBアイマスク
疲れた目元をじんわりと温めるアイマスクタイプのUSB暖房グッズもあります。スマホやパソコンの画面を見続けることが多い人は、目を酷使しています。温度調節やタイマー機能のついたアイマスクは、装着したまま眠りに落ちてしまっても安心の設計になっています。目元を温めることで、体全体が癒されます。
重量 | – |
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サイズ | – |
USBカップウォーマー・USB保温コースター
寒い日は、コーヒーや紅茶などの温かい飲み物を手元に置いて作業します。でも、外気温に触れて温かい飲み物はすぐに冷えてしまいます。そこで、USBカップウォーマーの出番です。ペットボトルに巻きつけたり、ホルダー型のUSBカップウォーマーを使えばいつまでも、温かいままで飲み物を保温することができます。
重量 | 300g |
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サイズ | 120mm(直径)、13mm(厚さ) |
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USBカイロ
充電式のカイロは、USBに蓄電した電力で保温でき、何度でも繰り返し使える優れものです。電源を入れると3秒で温かくなるのがポイントで、温度設定もできます。また、モバイルバッテリーとしても使え、外出先でスマホのバッテリーが切れた時は、カイロから充電できます。
重量 | 240g |
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サイズ | 10.2 x 5.8 x 4 cm |
USB湯たんぽ
水入れが不要のUSB湯たんぽは、就寝時に大活躍してくれるアイテムです。50度以上になると自動でOFFになるやけど防止センサーもあり、お子さんや高齢者のお布団に入れてあげても安心です。
重量 | 0.2kg |
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サイズ | 45×35×2cm |
USB加湿器
ペットボトルに水を入れて逆さまに設置するだけの、USB加湿器です。市販のペットボトルが、水タンクの代わりになるので本体もコンパクトで、持ち運びも便利です。乾燥しがちなオフィスのデスクや出張先でも邪魔にならないのが、おすすめのポイントです。
重量 | 98g |
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サイズ | 5.4D x 5.4W x 21.5H cm |
USB空気清浄機
公共施設や商業施設、交通機関など今や様々な場所で見かける空気清浄機にも、USB電源で稼働するコンパクトサイズのものがあります。加湿器機能もプラスされているので、乾燥するオフィスや就寝時に活用できます。ホコリや花粉などのアレルギー対策、タバコなどのニオイ対策、雑菌対策や美肌効果など、女性に嬉しいアイテムです。
重量 | 650g |
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サイズ | 19×16cm |
USB暖房グッズと一緒に買うべきもの
USB暖房グッズにUSBケーブルと充電器は欠かせません。ケーブルなどは商品購入時に付属品として入っていることが多いので、基本的に持ってないから買えないというほどではありません。しかし、より使い勝手を良くするためには長さの違うケーブルを用意したり、モバイルバッテリーを買い足したりするといいでしょう。急速充電できる充電器があれば、さらに快適にUSB暖房グッズを使いこなすことができます。
重量 | 30g |
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サイズ | 幅32mm×厚み32mm×高さ38mm |
USBの豆知識
USBケーブルには種類があります。
「USB Type-A」は、パソコンに接続できる標準的なUSBコネクタです。ほとんどのパソコンにUSB Type-Aが接続できるポートが搭載されており、USB機器の給電やパソコン周辺機器の接続にも用いられます。2.0・3.0・3.1となどの規格があるのが特徴です。互換性があるので、同じType-Aであればどの規格でも接続可能です。また、変換ケーブルを使えば、幅広い端子にも対応できます。
「USB Type-B」は、おもにプリンターやスキャナー、外付けHDDなどパソコンの周辺機器に搭載されることが多いUSBコネクタです。Type-Aの形状が長方形なのに対し、Type-Bは正方形に近い形状なのが特徴です。Type-Bにはmini USBやMicro USBなど、異なる形状の端子が混在しているので、どの端子のUSBケーブルが必要なのかあらかじめ確認しておくことが重要です。また、Type-Aと違い2.0と3.0では形状が異なるため注意しましょう。
「USB Type-C」は、2015年頃からラインナップされたAndroidのスマートフォンやMacBookに、おもに搭載されているUSBコネクタです。上下左右が対称の形をしており、どちらを上向きにしても接続できます。電力供給や映像出力などもできるので、使用するデバイスがすべてType-Cに対応していれば、配線がすっきりすることもポイントで、最近ではノートパソコンにもポートが設けられています。
「micro USB」は、おもにモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなどUSB給電ができる機器に搭載されているUSBコネクタです。少し前のAndroidスマートフォンやタブレットに用いられていることもあります。何度も抜き挿しされることを想定されて作られているため、耐久性に優れていて端子が抜けにくいのがポイントです。規格には2.0と3.0があります。なお、2.0と3.0では形状が異なり、互換性がないので注意が必要です。
「Lightning」はiPhoneやiPadに搭載されているApple独自の接続端子です。Type-Cと同様に上下左右が対称の形をしており、向きを気にせずに接続できるのが魅力です。モバイル向けに作られており、非常に小型なのが特徴で、充電やデータ転送もでき、Appleユーザーであればこれ1本で同期やバッテリーチャージができます。
充電をおもな目的としてUSBケーブルを選ぶ場合は、急速充電に対応しているかどうかを確認しておくのがおすすめです。その際に注目すべきは、最大電流容量です。「A」という単位で表記され、2A以上だと高速で充電が可能です。
まとめ
ここまで、USB暖房グッズについてご紹介しました。USB暖房グッズは、用途に合わせてたくさんの商品が販売されています。あまりにも種類が多いので驚いたのではないでしょうか。軽量でコンパクトなものが主流で、見た目の可愛いもの、おしゃれなもの、かっこいいものがあり、同じ機能の商品の中でも選ぶのに迷うほどです。
数あるUSB暖房グッズの中から、使う人、場所、シチュエーションに合わせて最適なものを選んで、今年は温かい冬を過ごしてください。